筋骨格モデル解析を通した嚥下運動メカニズムの解明
本研究は「嚥下(えんげ)」(飲み込む動作)についてです。筋骨格モデルという嚥下に関する筋肉をワイヤーで再現したモデルを用いて、嚥下運動に関する筋の動きを解析しています。多くの方の嚥下を解析し、誤嚥性肺炎の原因究明を目指します。
生体信号計測に基づく嚥下機能の定量的評価
本研究では,ベットサイドで簡易に嚥下機能を評価するシステムの開発を目指し,PVDFと呼ばれる圧電素子を頸部に貼付し,このセンサのみで嚥下関連筋の筋音信号(筋活動情報),嚥下音(音響情報),喉頭挙上(運動情報)の3つの情報を同時に取得する方法について検討する.また,家庭等での使用を想定し,PVDFおよびアンプの小型化を図った.
家庭用電気的嚥下補助デバイスの作成
家庭用電気的嚥下補助デバイスと題して、機能的電気刺激の観点から物を飲み込みづらい、食べづらい高齢者や嚥下障害者の方へのリハビリテーション装置の作成をしています。